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20世紀はテクノロジーが目覚しく発展しました。その結果として様々な環境問題が引き起こされてしまいましたが、テクノロジーそのものに問題があるわけではありません。テクノロジーを発明する人、また、それを取り入れる人の感性に問題があったのです。また、作る側と使う側との間に感性のコミュニケーションも欠けていたのです。
アート(芸術)の中心にある本物の「美」とは、人に安らぎや感動を与えます。そして、その感動はその人の心の中に潜在的にある何かを呼び起こします。
私たちは感性でその「美」を発信したり、受信したりすることが出来ます。
アートは常に東洋、西洋、それぞれの中で、また、東西の交流の中で生まれ、発展してきました。
東洋では香りを絵に表現したり、また、逆に絵から暖かさや涼しさを感じたり、詩を音楽のように聞いたりするなど、周りの空気、香り音、時間、そういった目に見えない繊細な自然の情感を知覚化してきました。
つまり、自然と同調し、自然の調和そのものに美を見出してきたのです。そういった東洋発信型の「美」を感性によりコミュニケーションすることが今、テクノロジーをつくりだし、また、拡めて行くときに最も必要とされているのではないかと思います。
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